みなさん、こんにちは。伊予ヶ丘ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
先日、6月9日、四国地方も梅雨入りが発表されました。
じめじめと蒸し暑いなと、私も、自宅にいながら感じていました。
そんな中、涼を取りたいなと思い、クーラーをつけました。
あっというまに、リビングが涼しくなり、家の中が心地良い空間に。
これもみな、日常が穏やかであるからこそだと思います。
今年の始まり【1月1日】は、本当に驚きと戸惑い、不安などの感情がうごめく日となりました。能登半島地震です。
それがもたらした被害は、半年を経過した今も、甚大なものです。
そして、私たちの住む愛媛県でも、今年の2月26日最大震度4、4月17日最大震度6弱の地震が起こりました。みなさんの記憶にも新しい出来事だったと思います。
毎年、毎年、日本のどこかで同規模の地震が発生しています。その度に、みなさんも、テレビで、ラジオで、新聞で、耳に、目にしていますよね?【南海トラフ地震】
みなさん、ご存じだとは思いますが、【南海トラフ地震】は30年以内に70~80%の確率で起こる巨大地震だと言われています。
ある防災研究者の方が、このように言われていました。
「『大きな地震が起きると思いますか?』という質問をすると、8割から9割くらいの人が『起きると思う』と答えるのですが、『では、それが今夜起きると思いますか?』という質問にすると、2割くらいに減ってしまいます。みんな“災害はいつか来る”という総論はわかっているけど、自分事としてとらえている人が少ないのです。」
ハッとしました…。
私は、伊予ヶ丘で災害対策委員をしています。そのような役目を担っているにも関わらず、上記のようなコメントを拝見しての、私の率直な反応は、【ハッとしました…】です。
恥ずかしくなりました。何を隠そう、正直に自分に問うと、私もその“2割”だったからです。
今年度、伊予ヶ丘では、災害対策委員のみならず、職員一丸となって、【自然災害対策】と正面から向き合っていこうと動き出しています。
毎年行ってきた防災訓練に加えて、職員みんなの声を聞くアンケート調査(みんな本当に真摯に回答してくれました)や、それをもとに様々な研修も企画しています。
災害はいつか来る
“いつか”は“今日かもしれない、明日かもしれない”を胸に刻み、伊予ヶ丘を利用して下さっている、みなさん、そして職員一同が安心して過ごせる場を作れるよう、活動していきたいと思います。
次回は、防災、減災に向けての実際についても触れていきたいと思います。