こんにちは。
5月15日に梅雨に突入して約2週間が経ちました。
雨天と晴天にメリハリがあって、意外と心地よく感じている
のは私だけでしょうか?
ところで、今回は4月20日に投稿しました
リハビリ講座【肩こり編】の続編・第2弾をお届けします。
前回の振り返りはこちらからどうぞ。🖱
前回は、肩こりの原因となる姿勢・猫背についてお話しました。
スイカ一玉(約5㎏)に匹敵する重さの頭を支えるとなると、
“そりゃ、頚(くび)、肩周りの筋肉も悲鳴を上げるよね”と
感じていただけたと思います。
では、前回のブログの終わりに予告しました、
猫背という姿勢によって硬くなってしまう筋肉について
詳しくお話ししたいと思います。
今回紹介するのは、代表的な5つの筋肉となります。
この3つの筋肉に関しては、肩こりとしてイメージ
しやすいと思います。
肩こりで辛い時、頭~頚(くび)~肩にかけて
みなさんが一生懸命もみほぐそうとする筋肉ですよね?
しかし、肩こりにとって忘れてはならない筋肉が
以下の2つの筋肉となります。
この2つの筋肉、肩こりの時、もみほぐすという方は
非常に少ないのではないでしょうか?
だって肩こりの時、辛いのは、身体の後ろにある
頭~頚(くび)~肩にかけての筋肉ですから。
でも、この④、⑤の筋肉はどうでしょう?
筋肉がついている部位も、横~前の方に
なっていて、一見、
“こんな筋肉、肩こりに関係ある?”
“肩こりの時、こんな筋肉、別に辛くないけど...”
というのが、率直な感想ではないでしょうか。
では、なぜ、こんな部位についている筋肉が
肩こりの原因となるのでしょうか?
それは、以前のブログの中でも書きました
私たちは日常の中で、自分の目線より下の方での
作業が圧倒的に多いことにあります。
この時、④、⑤の2つの筋肉の長さは、
本来持つ筋肉の長さに比べて短くなっています。
その状態が長時間続くと、どうなると思いますか?
そうです!!
筋肉は短い状態のまま硬くなってしまうんです。
この状態を、身体が記憶してしまったら、
ますます、頭は前に落ちやすくなりますよね。
そうなれば、また、①~③の筋肉は頭の重さを支えるために
働きっぱなしになってしまいます。
だからこそ、実際に辛く感じる
身体の後ろの筋肉だけケアしていても、
肩こりは、なかなか和らぎません。
この、前についている④、⑤の筋肉のケアも大切なんだということは
今回の投稿で、みなさんに覚えていただきたいこととなります。
次回のリハビリ講座【肩こり編 Vol.3】では、
ご紹介しました5つの筋肉の
自分ひとりで行えるストレッチについて、お話したいと思います。